ひと口にギターを弾くと言っても、けっこう漠然としています。
それは、ギターと言う楽器がいろいろなジャンルに進出している楽器だからです。
例えば・・・
ヴァイオリンを弾きたい!と言えば、一般的にはクラシックと言うことになりますね。
もちろんジャズやそれ以外の音楽と言うこともあるのですが、
一応どんな音楽をするのにも、クラシック的なことを多少なりとも学ばないと難しいのです。
ピアノにしても、まずはクラシカルな部分から入ります。
当然、ジャズやロックなどでも良いのですが、やはりヴァイオリンと同じく
ある程度はクラシックの奏法を学ぶことが必要です。
ところが、ギターの場合は、そのジャンルの音楽からダイレクトに入ることが出来るんです。
ロックギターを弾きたければ、そこにはクラシックの弾き方は不要です。
フォークが好きなら、フォークギターの弾き方から入れば良いわけなんです。
もちろん、どのジャンルのギターを弾くとしても、クラシック的なことは知っていて損はないのですが・・・。
ここも、手軽な楽器と言う由縁でもあるわけです。
このレクチャーでは、好きなジャンルの音楽を弾く前段階の話と
オールジャンルに共通する話をレクチャーさせていただきたいと想っています。
ですから、ギターを弾きたい!と言う場合には
どんな音楽が好きなのか?と言うことでの選択もあるということになります。
ここではギターの種類からそれぞれそのギターがどんなジャンルの音楽にどのように使用されているか
と言うことを簡単にご説明します。
まず、ギターの種類には大きく分けて
クラシック・ギター
フォーク系ギター
エレクトリック・ギター
の3つに分類できます。
まずは、クラシック・ギター。
このギターの見た目の特徴は、ギターの一番先の部分、これをヘッドと言うのですが
この部分に特徴があります。縦長の穴が開いていてそこへ弦を巻きつけるようになっています。
もうひとつは、ボディの部分にプラスチックの板が貼っていないと言うことです。
(ご注意フォーク系ギターでもこのような形状のギターはけっこうあります。)
そして最大の特徴は弦の特に1~3弦が鉄ではないと言うことです。
クラシックギターの場合は、この部分の弦が、テニスのラケットのガットのようなものが貼ってあります。
一般的にこれをナイロン弦と言います。
基本的には、村治佳織さんなどのようにクラシック音楽を演奏します。
でも、アンプラグドのライヴでエリック・クラプトンさんが弾いていたのはクラシック・ギターですし
ジャズやフュージョンのミュージシャンも使用することがあります。
また、フォークの長谷川きよしさんもクラシック・ギターを使用しています。クラシックギターだから
クラシックのみと言うことはもちろんありませんね。
次に、フォーク系ギター。
フォーク・ギターと言う書き方ではなく、フォーク系としたのは純粋にフォークだけではなく
いろいろに使用されるギターだからです。単純にクラシック・ギターに対して・・・と言う意味です。
フォーク系ギターの見た目の特徴は、ヘッド部分に今度は穴が開いていません。
さらに、ボディにはプラスチックの板がついていることが多いです。
(ご注意もちろんクラシック・ギターと見た目が同じようなギターもあります。)
そして最大の特徴は弦が鉄であることです。本当は鉄ではないのですが、金属製と言う意味です。
このギターはもちろんフォークには全般的に使用されています。
でも、押尾コータローさんの様なギターインストやポップスにも使用されます。
もちろん、ブルースなどでも使用されます。さらにはデパペペやゴンチチの様なインストのイージー
リスニングにも使用されています。ジャズやフュージョンでも使われることはけっこうあります。
ほぼオールジャンルなんですが、クラシック音楽には使用されることはありません。
そしてエレックトリックギター。
見た目の特徴は、ボディ部分が薄くて、スイッチやつまみがついているところです。
また、形も種類も多いのも特徴です。
弦は、フォーク系ギターと同じ鉄製の弦です。
ロック、ポップスなどこちらもオールジャンルで使用されています。
ただし、クラシック音楽にはやはり使用しません。
こうやって見てみますと、クラシック音楽以外は、どの種類のギターを
どの音楽に使用してもOKと言うことが解りますね。
