バンド活動にはお金がかかる?
先日アップしたTBSの人気ドラマ渡る世間は鬼ばかりのおやじバンドのお話の続きです。
あのバンドが練習をしているのが知り合いの倉庫のようなところ。
最初の頃は、本当にアマチュアっぽく機材なんかもあまり揃っていなかったのですが、このところはいろいろなバンド機材があってちょっとしたスタジオのようになっています。
まあTVですし、あげ足を取るわけではないのですが、実際に超初心者や初心者の方で特にバンドをしたことが無い方へ、実際のバンド活動で検証したら?という観点でお話をします。
まず、ギターはもちろんそのまま弾けば音が出ますが、他のキーボードやドラム(このドラマではエレクトリック・ドラムです。)とあわせる場合にはPAといういわゆる増幅するための機械が必要になります。
3人の持っているギターにはそれぞれ内臓のマイクがついていてケーブルで音が増幅できるようになっています。もし内蔵のマイク機能がないギターの場合は、マイクをギターの前に置いて音を増幅することになります。
そのケーブルの先にはミキサーと呼ばれる、音をまとめて今度はスピーカーから出すための機械があります。さらに、そのスピーカーも2つ置いてあります。(メンバーの前のタイヤの上に置いてあるものがスピーカーです。これはモニタースピーカーと言います。)
通常のレンタルスタジオであれば、マイクやミキサー、スピーカーは設置してあるのですが、このおやじバンドの場合は皆で買ったものという設定でしょうか。
さらに、マイクとマイクスタンドがそれぞれのメンバーの前にあり、それだけでマイクが5本スタンドが5本必要になります。それらも先ほどのミキサーにつながっていて全面のモニタースピーカーから音が出ています。
実は、バンド全体の音量がある程度の大きさになると、自分のギターの音や自分が歌っている声というのが聞えないのです。なかなか実際に経験をしたことがないとピンとこない話なんですが。
そのために、モニタースピーカーというものが必要でそこから、自分のギターの音や歌声を自分で文字通りモニターするわけです。
アマチュアバンドでしかも自前でこれだけの機材を持っているのはごくまれで、実際にレンタルスタジオでもこれだけ揃っていない場合もあったりします。
これだけで機材の機能にもよりますが、数十万円から百万円の単位になると想います。
このように楽器以外の機材というものも、アマチュアバンドに取ってはけっこう大変なことなんです。
参考に、『幸楽』の主人・勇を演じる角野卓造さんのギターは先回ご紹介しましたが、同じメンバーを演じている山本コータローさんと佐藤B作さんの持っているギターも高級ギターです。
中本源太を演じている山本コータローさんのギターはチェコ共和国のフォルヒギター。金額的には20万円くらい。音がクリアでいて落ち着いているギターと言われています。
金田典介を演じている佐藤B作さんのギターは、ギターメーカーでは超有名なギブソンのギター。gibson Blues King(ギブソン・ブルースキング)です。かなり有名なギターで価格は多分40万円くらいだと想います。
というわけで、おやじが青春を取り戻す!という割りにはかなり豪華なアマチュアバンドであると言えますね。
まあ、ドラマですから・・・と言ってしまえばそれまでですが。
